富山「おわら風の盆」とマンガ「月影ベイベ」!!【トラベルジェイピー掲載記事】

2018年8月21日にの記事がトラベルジェイピーに富山「おわら風の盆」の哀愁ある艶やかな踊りを体感しよう!掲載されました。マンガ「月影ベイベ」を読んで興味を持ち、昨年に「おわら風の盆」に行ってきました!高知よさこい、徳島阿波踊りなど、各地の踊りも見てきましたが、「おわら風の盆」はメロディに二胡が使われていて少し独特の雰囲気があります。ぜひ読んでみてください!


「おわら風の盆」の日時

前夜祭:2018年8月20日~30日 午後8~10時
本祭:毎年9月1日~3日 午後3時~11時
※最終日の3日は午後7時~明け方まで

夜が「おわら風の盆」の真骨頂です。闇にぼんやりと灯るあかりの中で哀愁ある唄が響き、ミステリアスな踊り子が優美に舞う姿に心が奪われます。町の移動は結構距離があるので、歩きやすい靴で行くのがオススメです。

本当は観光客が帰った午後11時以降が本来のおわらの姿と言われています。町々で自由に踊りが見られます。人も少なくなって見やすくなるというメリットも。ただし、終電を逃すと始発まで待つのが大変です。宿がなければ民家の軒先で寝るという人もいるらしいですが、迷惑にならないように気をつけましょう。

私の場合は、女一人だったため安全のため終電0:51発で帰りました。9月2~4日のみ0時台の臨時ダイヤが設定されています。最終日は始発まで踊り明かし駅で「見送りおわら」があるため、今度はそれも体験してみたいと思います。

マンガ「月影ベイベ」のあらすじ&感想


私が「おわら風の盆」に行くきっかけとなった「月影ベイベ」というマンガ。有名なマンガ「坂道のアポロン」を描いた小玉ユキ先生による「おわら」を題材にした作品です。簡単にあらすじと感想を紹介します。

あらすじ

舞台は富山・八尾町。町の伝統行事「おわら」が大事にされており、人々の交流の要素ともなっています。地元っ子の佐伯光の前に東京からの転校生・峰岸蛍子が現れます。「おわら」のイベントや踊りに前向きではない蛍子。しかし、光は蛍子がひそかに教室で「おわら」を美しく完璧に踊る姿を見てしまいます。秘密を持つ蛍子にどんどん光は惹かれていって…。

感想

小玉先生は本当に人の心の機微を描くのが上手いです。青春の甘酸っぱさやもどかしさとかにキュンキュンします。その中でいろいろな秘密がちりばめられていて、単純な恋愛漫画ではないストーリーも魅力。そして、情緒豊かに描かれる物語の舞台と「おわら」の踊り。動きがあるものを漫画で表現するって難しいのに、「おわら」の美しさが伝わってくる。「どんな踊りなんだろう?」「どんな音楽なんだろう?」「風の盆ってどんな行事なんだろう?」とまんまと気になってしまい、おわら風の盆に足を運んでしまいました。笑 ぜひ読んでほしいなと思います。

詳しくはトラベルジェイピーに富山「おわら風の盆」の哀愁ある艶やかな踊りを体感しよう!の記事をぜひ読んでみてください。

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