悪天候時(台風・大雪)の旅行キャンセルについて【元旅行会社勤務が教える事情】

悪天候による旅行キャンセルでガッカリ


2018年7月29日に台風12号の影響で楽しみにしていた尾瀬旅行が催行中止となりました…泣
夜の内にほとんど通り過ぎて外れていく進路だったので大丈夫かなぁと淡い希望をいだいていたのですが、出発便の特急サンダーバードが運休してしまいました。

今回の旅はクラブツーリズムさんで申し込んでいたのですが、前日28日の夜中23時半くらいにキャンセルの電話がかかってきました。いやぁ、こんな時間にツアー参加者40人に電話するなんてマジで大変!本当に担当者の方お疲れ様です…。私ももともと旅行会社勤務していたので、こういった対応の大変さは身に染みてわかっています。不可抗力による催行中止の場合のツアー代金は返金されるので、旅行会社からしたら手配の手間やキャンセル対応とか仕事増えるのに利益はなくなるから辛すぎる。そんな元旅行会社勤務のみゆ吉が悪天候時の旅行キャンセルについて説明します。

旅行会社の国内ツアーのキャンセル


悪天候の場合の国内ツアーの催行中止は基本的に全額返金されることがほとんどです。例えば、台風や大雪で往路の飛行機や電車が動かないのが決定した時点でほぼキャンセルになります。特に団体旅行の振り替えや順延みたいなことは稀です。(だって、いきなりそんな大人数の枠の予約をとり直すのって大変だもん。)

交通系は旅行会社の裁量というより、航空会社や鉄道会社の判断なのであきらめましょう。そう、みんな悪くない。天気なんて誰もコントロールできないし。関係各社だって利益がなくなるから、本当ならキャンセルなんてしたくないんですよ。安全のために泣く泣くキャンセルなんだから。それを怒ったってしかたないんです。八つ当たりとかしないであげてくださいね。

個人旅行の場合の旅行キャンセル


飛行機・鉄道のキャンセル


個人旅行の場合は、それぞれバラバラに予約しているから少し厄介。航空会社や鉄道会社などの多くの交通機関は欠航・運休になった場合は全額返金が普通です。多少の払戻し手数料はかかるかもしれませんが、いわゆる「キャンセル料」はかからないことが多いです。(あくまで会社判断でキャンセルになった場合のみ。キャンセル決定の前に自分からキャンセルしたら「自己都合」のためキャンセル料かかります。)

ただし、往路と復路をバラバラに予約していた場合は注意が必要です。往路が台風キャンセルで旅行自体を中止しても、復路は自己都合キャンセルということになり規定のキャンセル料を支払う必要があります。そういったリスクも考慮して基本は往復分セットでとってしまった方がいいですが、片道ずつとる場合は旅行保険の「旅行キャンセル保険」に入っておきましょう

宿泊のキャンセル


また、個人旅行の際の宿泊予約もやっかいです。キャンセル規約は宿泊施設によっても異なります。規定通りキャンセル料をとる場合もありますし、宿のご厚意で無料にしてくださる場合もあります。無料にしてくださる時は、別日に振り替えて泊まりに行ってお礼を言うのがオススメです。宿のキャンセル規約を確認しましょう。

宿は直近にキャンセルされると本来の利益がなくなるわけです。食事付きの場合は特に食材の仕入れなどもありますし、予約してる間は部屋を他の人に売ることもできません。それをいきなり「台風だから今日行けません。私のせいじゃないんで無料にして。」というのは可哀想。台風はある程度の予測ができますから、宿に確認して早めにキャンセルするという判断も必要な時もあります。せめて食事なしに変更すればキャンセル料も安くすみます。

部屋がすぐに埋まる立地のいい宿の場合は、キャンセル無料のこともあります。また、宿泊施設も客商売なんで揉めたくはないです。ただ、天候などは宿泊施設の責任ではないですからね。そう、みんな悪くない。(2度目)どうしても直近キャンセルをせざる得ない場合は「台風のせいで行けなくなってしまうので、本当に申し訳ないですが別日に振り替えさせてもらえませんか?」とお願いしてみましょう。

まとめ:みんな悪くない!

楽しみにしていた旅行がなくなってしまうと凹みますよね。とってもわかります。そんな時は別日に振り替える計画を立てるか、近場に切り替えて残りの日数を過ごすか、などこれから楽しむ方法を考えましょう!半分自分に言い聞かせてますために書きました。

コメント